辻元清美・国土交通副大臣としての90日間のとりくみ |
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項目 |
内容 |
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見直す |
補正予算 |
就任翌日からとりくんだ仕事。前政権の決めた補正予算から、急ぐ必要のない事業や無駄な予算を洗い出し、9170億円をカット。 |
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2010年度予算 |
補正予算のチェックが終わったらすぐに2010年度予算の概算要求を見直し。公共事業予算をゼロベースで見直し、公共事業だけで8739億円をカット。その他、高齢者向け住宅の整備や 観光立国の推進に予算を増加。 |
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税制 |
国交省の所管する多くの租税特別措置を、一つひとつ見直し。 |
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会合 |
各地の自治体や業界団体などが主催する建設・運輸関連の会合や勉強会について、官僚の参加・不参加を「仕分け」。 |
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審議会 |
国交省内にある様々な審議会や有識者会合について、役割を精査した上でメンバーも再考。 |
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立ち止まる |
ダム |
「できるだけダムにたよらない治水」への政策転換をめざし、検討チームを設置。143ダム事業について、来年度も継続する事業と、新しい治水策で検証し直す事業とに分類。 |
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高速道路・整備新幹線 |
いったん立ち止まって、新規の高速道路建設や整備新幹線を再検討。高速道路無料化については、他の公共交通や環境への影響を考えて、慎重に対応。 |
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つくる |
鉄道 |
老いも若きも、障がいがあってもなくても「移動の権利」を保証する交通基本法の制定に向け、省内に検討会を設置。人にやさしいまちづくりを進める。JAL再建問題については対策チームの事務局長として奔走。また空港整備特別会計の見直しや、関西三空港問題に取り組む。 |
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バス |
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船(外航+内航) |
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航空 |
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守る |
地球温暖化 |
地球温暖化問題に関する閣僚委員会副大臣級検討チームのメンバーに。 |
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雇用 |
官邸に立ち上がった「緊急雇用対策本部」の事務局に。仕事や住宅、生活保護などのワンストップ窓口を設置したり、エコ住宅の推進、雇用拡大に向けた経済政策を提言。 |
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公共交通 |
人口減少地域のバスなど地域の足を確保するため、支援を強化。また、タクシーの行き過ぎた規制緩和に歯止めをかけ、不当な割引が誘発されず、民間の創意工夫がもたらされるよう政策転換。 |
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のばす |
成長戦略 |
「海洋」「観光」「航空」「国際展開」「住宅・都市」の各分野について成長戦略を策定し、2011年度予算・政策に反映させることを前提に検討を進める。とくに新幹線については、ベトナムをはじめブラジル・アメリカなどに高速鉄道として導入を働きかける。 |
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観光 |
観光を内需拡大のエンジンに! 成長戦略会議の平田オリザさんらと知恵をしぼりながら、また観光立国推進本部の事務局長として、外客の誘致や休暇の分散化、省庁横断の取り組みを進める。そして、文化やスポーツなどとセットにした観光戦略を呼びかける。観光庁長官として、元J1大分トリニータ社長を迎え入れる。 |
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海上保安庁 |
「しきしま」級の巡視艇建造で、海上自衛隊に頼らない海の安全確保を推進。 |
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運輸安全委員会 |
JR福知山線事故の情報漏えい問題を受けて、遺族の方々の思いを受け止めるとともに再発防止対策を進める。 |
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国際 |
国際会議に多数出席。ベトナムで行われたASEAN+日本の交通大臣会合に政府代表として出席。協力関係を進めるために、日本とベトナムの間で運輸部門の次官級定期会合を年1回程度もとう、と提言。快諾をいただいた。ズン首相が新幹線導入の意向を示されている「南北高速鉄道」など、ベトナム政府が進める大型インフラ整備事業について検討を進める枠組みを決めた。主催国のベトナムと並んで共同議長を務め、温暖化対策の枠組みを提案。そして、すべての国の公共交通に共通する安心・安全・エコへの配慮などの対策を有効にうつために必要な交通関係のデータ(統計)を日本とASEAN諸国で統一フォーマットをつくることを具体的に提案。モデルフォーマットも提示して、ASEAN諸国の閣僚と意見交換を行った。また、名古屋で開かれた日中韓観光大臣会合にホスト国代表として出席。鳩山総理、小沢環境大臣とともに、政府代表として地球環境行動会議(GEA)の国際会議に参加、抱負をのべる。 |
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