辻元清美が、「自衛隊は必要ない」と主張している、という事実を歪曲した情報が流れています。
しかし、以前から辻元は、自衛隊に関して「現実にある自衛隊をすぐになくそうということだけを主張しても説得力がない」と、自らの著述で述べています。同時に「専守防衛」、「国際協力」、「災害救助」の三つの自衛隊の役割についても挙げています。
実際に2011年の震災では、自治体、自衛隊、政府、社会福祉協議会から構成される被災者支援四者連絡会議という新たな取り組みに、首相補佐官として参加し、自衛隊と協力して被災地支援に取り組んでいます(参照:辻元清美blog「新しい三つの取り組み」http://www.kiyomi.gr.jp/blogs/2011/04/21-2142.html)。こうした震災時の対応については、元内閣広報室審議官の下村健一氏の著書『首相官邸で働いて初めてわかったこと』などにも一部記載があります。
他方、日本の安全保障に関しては、長年衆議院の安全保障委員会に所属し、自民党の防衛大臣経験者などと議論を深めて参りました。こうした経験を踏まえ、国土交通副大臣在任時には、財務省の反対を押し切って大型巡視船「あきつしま」の配備を進めています。
この件に関しては、下記のYahooニュースに、本人の発言が掲載されています。
辻元清美女史とリベラルの復権その他で対談をしたんですが、話が噛み合いませんでした(山本 一郎) – 個人 – Yahoo!ニュース
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamamotoichiro/20141201-00041143/