平成二六年三月二十五日
提出者 辻元清美
二〇〇七年三月八日提出の辻元清美の質問主意書における「三―3 政府は『慰安婦』問題について『すでに謝罪済み』という立場をとっているが、いつの、どの文書や談話をもって謝罪しているという認識か。すべて示されたい」という問いに対し、第一次安倍政権は「御指摘の件については、官房長官談話においてお詫びと反省の気持ちを申し上げているとおりである。」という答弁を閣議決定している。
菅官房長官は、二〇一三年六月三日の衆議院決算行政監視委員会における辻元清美の質問に対して、「(第一次安倍内閣の)前の閣議決定を否定するとかそういうことは全く、見直しをするとかいったことはありません。閣議決定が私はすべてだと。現在の安倍内閣においてもすべてであります」と答弁している。上記の答弁もまた現在の安倍内閣において「すべて」であるという認識かどうかを確認するものである。
従って、以下、質問する。
一 政府は「慰安婦」問題について「すでに謝罪済み」という立場をとっているが、いつの、どの文書や談話をもって謝罪しているという認識か。すべて示されたい。
右質問する。