沖縄辺野古の新基地反対運動の長老、嘉陽宗義(かようむねよし)さんが11月3日午前8:45に天寿を全うし、永眠されました。告別式が、2016年11月13日、辺野古の海が見える平和の塔の前でとり行われ、参列しました。
嘉陽のおじいへ
ご逝去の報に接し、心から哀悼の意を捧げます。
私が国会議員を辞職して一番しんどいときでした。途方にくれて辺野古を訪れたとき、「あんたはおじいの心の杖だった。心の杖があれば、どんなときも生きていける」と、早朝の海で励ましてくれました。そのときから、おじいが私の心の杖になりました。
アメリカの有識者に辺野古の現状を知ってほしくて、おじいの家にお連れしたときも、おじいの言葉にうたれて「辺野古に基地をつくるのはムリだ」と考えを変えました。おじいの存在そのものが、辺野古の海に基地はいらないことを物語っている、そんな大きな人でした。いつまでもおじいは私たちの心の中に生きています。どうか安らかに眠ってください。 衆議院議員 辻元清美
辺野古の海が見える、平和の塔の前でしめやかにとり行われました
本当に晴天で、波ひとつない美しい海が広がっていました
嘉陽のおじいが座り込みをしていた辺野古の海は、この日も応援に駆け付ける方々の姿が