6月1日、通常国会が終了しました。
国会最終日となる今日、早朝に民進党の外務・防衛合同部門会議が開かれました。主な内容は、G7伊勢志摩サミット結果について、省庁からヒアリングをするというものです。
外務省などからの説明の後、議員からの質問はやはり安倍総理の「リーマン危機前夜」発言に集中しました。この日、政府が配った「参考データ」については日本語版、英語版ともに提出されました。
なお、外務省が外国メディアの報道ぶりをまとめたA4の紙も出されました。
しかし、各国の主要メディアが安倍総理の認識に疑問を示した、もしくは批判的な内容の報道はいっさい掲載されていません。
「世界経済が着実に成長する中、安倍氏が説得力のない2008年との比較を持ち出したのは、安倍氏の増税延期計画を意味している」(英フィナンシャルタイムズ)
「G7での安倍氏の使命は、一段の財政出動に賛成するよう各国首脳を説得することだったが、失敗した」(英BBC)
「安倍氏は『深刻なリスク』の存在を訴え、悲観主義で驚かせた」(仏ルモンド)
「世界の指導者は安倍首相の懸念に同調せず」(英タイムズ)
他にもいろいろあるのですが・・・ルモンドで紹介されたのは「伊勢志摩、自然と美食の舞台」、フィナンシャルタイムズとBBCは名前だけ、タイムズにいたっては名前すらありません。
外務省は「今後も報道を集めていく」ということだったので、集めたものを提出するよう要求しました。
これからは参議院選挙に向けて、大阪を中心に全力投球します。