つじもと清美 公式 参議院議員 立憲民主党(全国比例代表)つじもと清美 公式 参議院議員 立憲民主党(全国比例代表)

活動報告・国会質問・質問主意書

3月7日(月)香山リカさん新刊本イベントで対談

2016.3.8

国会ブログ

3月7日、安全保障委員会での質問準備の間を縫って、若者の街・下北沢へ。精神科医の香山リカさんの新刊本『リベラルですが、何か?』(イースト新書刊)の刊行記念イベントに出演してきました。

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会場の「本屋B&B」は、コーヒーやビールを飲みながら本を手に出来る、“本のセレクトショップ”。
小さなイベントスペースは50人ほどのお客さんでぎっしり埋め尽くされ、車座集会のようなアットホームな対談となりました。

昨年夏の安保法制の成立の動きや、加速するヘイトスピーチに対して大きな危機感を持ち、自ら積極的にデモやカウンターアクションに足を運んできたという香山さん。昨日も銀座でおこなわれたヘイトスピーチのカウンターに立ってきたそうです。
本には香山さんが絶望したり苦悩したりしている様子も書かれていました。私自身も、去年からの民主主義を踏みにじるような政治の動きに、全力で立ち向かう一方で落ち込むことも多かったので、思わず
「やっぱり精神科医だと、落ち込んでも自分で分析して解決するの?」と尋ねたのですが、香山さんは「できないできない!(笑)」と即答。
「私は職場がいくつもあるから、それで気持ちが切り替わるというか、逃げ場があるような気持ちになるのかも」と、香山流の気持ちの切り替え法を教えてくれました。

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一方、私が実践している気持ちの切り替え法はというと、地元の駅に立って街頭演説をすること。毎週月曜の朝、街頭演説をしていると、中には「うるさいわ!」とか「売国奴!」なんて言われることも。でも、駅前に立つと、同じ考えの人たちの中で「そうそう、そうだよね」とうなずきあっているだけではわからない、いろんな考えを持ついろんな人たちの息づかいを感じることができる。そうすると、自分の立ち位置や、誰とつながらないといけないかということを気づかせてくれるような気がするのです。

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そんなこんなを、気の置けない友人である香山さんと話しているうちに、あっという間に2時間が経過。最後には参加者の皆さんから、気になる国会情勢などについてたくさん質問をいただき、充実した時間を過ごすことができました。

劇場やライブハウス、飲食店がひしめく下北沢は活気にあふれていて、気分はすっかりリフレッシュ。もう少し”シモキタ”を満喫したかったのですが、まっすぐ宿舎に戻り、質問準備にいそしみました。