東日本大震災から5年めの3.11を1週間後に控えた3月4日金曜日、岡田克也代表をはじめとした国会議員4名で、福島県を訪問しました。
まずは南相馬市に入り、大内新興化学工業株式会社にて震災後の復興状況についてヒアリング。桜井 南相馬市長とも久しぶりに再会することができました。
続いて双葉町の復興拠点、双葉町と大熊町にまたがる中間貯蔵施設を見学したのち、楢葉町の洋上風力発電地上サブステーションへ。
広野町で避難生活から帰町した方々と、帰町後の生活や町の在り方について意見交換した後、いわき市の「トマトらんどいわき」へ。トマトをふんだんに使ったレストランや、トマトをさまざまに加工して販売する工房、大型の温室と的ハウスが完成し、たくさんの人が訪れていました。この施設は民主党政権時に予算組みをした復興支援事業によってできあがったもの。地場産業としてしっかりと根付いている様子を実際に確かめることができました。
コミュニティや生活の再建に奔走するみなさんに勇気をいただく一方で、今なお高い数値を示す線量計や黒いフレコンの山、廃墟となってしまった街の光景も重くのしかかります。
復興はまだまだ道半ば。これからも現地のみなさんとの対話を大切にし、粘り強く取り組み続けます。
なお、当日の詳しいレポートは、民主党の公式ホームページにも掲載しています。