8/5に辻元清美が提出した「集団的自衛権の行使に関する質問主意書」について、本日答弁書が閣議決定されました。
集団的自衛権・答弁書
※集団的自衛権・質問主意書
今回の答弁書によって、現時点で、集団的自衛権に対する政府の憲法解釈は従来通りであることが確認されたことは重要です。
しかし、何ら法的に位置づけられていない安倍総理の私的諮問機関の「議論を踏まえて」などとしていますが、歴代の政府が踏襲してきた憲法解釈が私的な集まりの意見でくつがえされるものではないと考えます。
このことは、同じ答弁書によって、「政府による憲法の解釈は(略)論理的な追求の結果として示されてきたもの」という従来からの基本的な考え方を堅持することが確認されたことからも明らかです。
今後、引き続きこの問題は注視していきます。
なお、麻生副総理のいわゆる「ナチス発言」について出した質問主意書についても答弁が出ました。
ナチス発言・答弁書
※ナチス発言・質問主意書