5月23日に辻元清美が提出した質問主意書に対し、本日5月31日、下記のような答弁書が出ました。
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安倍首相の慰安婦問題に関する「いわばその重たい閣議決定をしたのは初めてであります」という発言に関する質問に対する答弁書
一について
衆議院議員辻元清美君提出安倍首相の「慰安婦」問題への認識に関する質問に対する答弁書(平成十九年三月十六日内閣衆質一六六第一一〇号。以下「平成十九年答弁書」という。)を閣議決定する以前に、衆議院議員高市早苗君提出「慰安婦」問題の教科書掲載に関する再質問に対する答弁書(平成九年十二月十六日内閣衆質一四一第一三号)を閣議決定したことは事実である。
二から六までについて
慰安婦問題に関する政府の認識は、平成十九年答弁書一の1から3までについてでお答えしたものと同じである。また、平成十九年答弁書一の1から3までについては、慰安婦問題に関する「強制性」の定義に関連した質問に対して、質問主意書に対する答弁書において初めてお答えしたものであり、御指摘は当たらないと考えている。
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※関連の質問主意書・答弁書
平成二十五年五月二十三日提出 安倍首相の慰安婦問題に関する「いわばその重たい閣議決定をしたのは初めてであります」という発言に関する質問主意書
平成十九年三月八日提出 安倍首相の「慰安婦」問題への認識に関する質問主意書
平成十九年三月十六日受領 衆議院議員辻元清美君提出安倍首相の「慰安婦」問題への認識に関する質問に対する答弁書
平成九年十一月二十一日提出 「慰安婦」問題の教科書掲載に関する再質問主意書
平成九年十二月十六日受領 衆議院議員高市早苗君提出「慰安婦」問題の教科書掲載に関する再質問に対する答弁書
なお、月曜日の衆議院決算行政監視委員会で、辻元清美が質疑にたち、菅官房長官に一連の「安倍内閣の歴史認識」について問います。ご注目ください。
●決算行政監視委員会(案)
6月3日(月) 14:30~15:00 辻元清美質疑(30分)