5/16（木）におこなわれた憲法審査会に委員交代により臨時出席しました。
この日の議題は、天皇、国務大臣、国家公務員と公務員に憲法尊重擁護義務を課した99条について。
そもそも憲法とは、為政者が暴走しないために制定しているもの。
しかしこの日、自民党は憲法の尊重義務の対象を「国民すべて」に広げると改めて主張しました。
これに対し、他の６党は、現行条文を維持すべきだと主張。
私も
「憲法を最も守らなければいけない首相が、特定の条項について改正を推進することを平気で言っている。為政者が憲法尊重用語義務を理解していない結果、憲法改正を提案して行くことは立憲主義の危機である」と述べました。
この日の討議の模様は、新聞でも取り上げられました。
「朝日新聞　’13年5月17日　憲法尊重、国民の義務に　自民、99条改正主張」
明日、5/23（木）の憲法審査会にも出席し、発言します。

自由討議で意見を述べる議員が少ない中、数回にわたり発言しました

左端は熱心にメモを取る記者の方々。委員会終了後、「ひさびさに白熱した議論が展開された委員会でした」と声をかけられました

現在の自民党の主張に危機感を持つたくさんの方々が傍聴に訪れ、傍聴席は立ち見状態

憲法改正の気運が高まっていると自民党は主張しますが、肝心の憲法審査会では毎回空席が目立ち、とても気運が高まっているとは感じられません