今日は一日、民主党の平成２５年度ＮＰＯ関連予算ヒアリングを行った。
野党時代、与党時代からずっと続けている会合で、全国から集まったＮＰＯの方々といっしょに、各省庁からヒアリングを行う。
そしてお昼の時間を使って、民主党との意見交換会を行っている。
私は民主党のＮＰＯ局長として、コーディネーターとして参加。


ゲストスピーカーには、菅政権で私が座長代理を務めた「一人ひとりを包摂する社会」特命チームでもごいっしょした、自殺対策のＮＰＯ「ライフリンク」代表の清水康之さんにきていただいた。昨年、自殺者が１５年ぶりに３万人を下回った背景には、清水さんたちと協働で政策をつくりあげ、地道に対策をうってきたことが大きいと考える。
清水さんは、ＮＰＯに、「支援を待つのでなく、あらゆる政党を使いたおそう」と呼びかけた。私も、ＮＰＯと政党が協働するコツは、提案が具体的であること、しぶとくねばりづよくやること、と話した。
安倍政権になって、「新しい公共」など民主党でとりくんでいた課題が、追いやられつつある。
どんな政権になっても、「政治の役割は弱い立場の人たちをサポートすること」に変わりはなく、ＮＰＯなど市民セクターとの連携は不可欠だ。
ＮＰＯ局長として、引き続きＮＰＯが元気になって、住みやすい社会に一歩でも近づくよう、がんばっていきたい。