つじもと清美 公式 参議院議員 立憲民主党(全国比例代表)つじもと清美 公式 参議院議員 立憲民主党(全国比例代表)

活動報告・国会質問・質問主意書

もんじゅ視察。そして官邸前デモ呼びかけの「反原連」の方々と国会議員の「対話のテーブル」

2012.8.1

国会ブログ

7月30日、私は高速増殖炉研究開発センター「もんじゅ」を視察した。
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同行したのは菅前総理や福山哲郎前官房副長官ら。菅前総理は「もんじゅがあるから原発が必要だ、あるいは原発があるからもんじゅが必要だという論理は破綻している。もんじゅがなくても日本のエネルギー政策に影響はない」と発言。私も同感。その後、市民団体と意見交換して帰路へ。
翌7月31日、官邸前デモの呼びかけを行っているネットワーク「首都圏反原発連合(反原連)」の方々と、はじめての対話のテーブルをもった。
この日参加したのは、「脱原発ロードマップの会」顧問・世話人と「原発ゼロの会」世話人。司会・コーディネーターは慶應義塾大学の小熊英二さん。対等なかたちのラウンドテーブル方式で、率直な意見交換をした。すべてのメディアにフルオープンで行ったので、同時中継をご覧になった方も多いと思う。
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反原連の方々の要望としては、まず「大飯原発の再稼働停止」「すべての原発の再稼働停止」、そして「野田総理に会わせてほしい」という声。参加議員と意見をたたかわせた後、菅さんが「野田総理と電話で話し、”皆さんと会って話を聞くことはやぶさかではない”と言っていた」と明かした。
私は、「官邸前の動きをただの『抗議』と見るのか、『エネルギー』と見て日本に活かすのか、にかかっている。官邸前に集まっているみんなは、震災で被災地に向かったボランティアの方々と同じ思いだ」と発言。
その後、「ロードマップの会」「ゼロの会」がそれぞれの活動について話した後、意見交換は原子力規制委員会の国会同意人事案が中心に。反原連の方々は、撤回を求める声が相次いだ。与野党とも、賛成・反対が入り乱れて争点になっている。
はじめての対話の場ということで、互いの言葉にまだまだ食い違いはある。しかし、開かれた回路を持ち続けることが大事だ、という認識を互いにもって「対話のテーブル」は終了した。ここでいただいた「声」を活かしていけるか、政治の仕事はこれからだ。
※当日の模様がUSTREAMで見られます↓(LOFT CHANNEL)

Video streaming by Ustream
首都圏反原発連合資料/脱原発ロードマップの会資料
原発ゼロの会資料
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2012年8月1日朝日新聞記事