つじもと清美 公式 参議院議員 立憲民主党(全国比例代表)つじもと清美 公式 参議院議員 立憲民主党(全国比例代表)

活動報告・国会質問・質問主意書

7月1日スタートした、2つの施策。

2012.7.1

高槻・島本日記

7月1日、私が関わった二つの施策が動き出しました。
本日から新しい時代を切り拓く法律が作動し始めました。再生可能エネルギー(自然エネルギー)の固定価格買取制度が始まったのです。
一年前の今頃、私は菅前首相の首相補佐官として働いていました。この頃も小沢一郎さんが野党の内閣不信任案に賛同する動きを見せて政局が緊張していたことが思い出されます(また同じことをやってらっしゃいますが・・・)。
「この顔を見たくなければ、再生可能エネルギー特措法を成立させろ」と菅さんが発言して顰蹙をかった場面をご記憶の方もいらっしゃるでしょう。
ヨーロッパ諸国もこの法律で自然エネルギーが大きく増えたのです。
「なんとしても、成立させて、日本のエネルギー政策を変えたい」と菅さんと一緒に必死でした。
結果、この法律の成立で、自然エネルギーへの投資がすでに増えてきています。私は「グリーン経済」で新しい仕事とライフスタイルを作っていきたいと張り切っています。
そして、自然エネルギーがどんどん伸びて、脱原発への道のりにはずみをつけ、「原発は要らないね」という社会に変えていくことが、今なお苦しむ福島の被災者のみなさんや世界の人たちに報いることだと考えています。
そしてもうひとつは、国土交通副大臣時代に道筋をつけた関空と伊丹空港の経営統合と首相補佐官時代に菅前首相と一緒に成立させた「再生可能エネルギー特別措置法」です。
本日は朝から関空近くのホテルで式典が開催されて参加しました。関西空港と大阪(伊丹)空港は、新関西空港株式会社としてスタートを切ったのです。
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政権交代直後、私は空港や航空の担当に。特に、赤字続きの関空問題と日本航空の処理に頭を悩ませていました。
国交省内だけではなく民間の知恵も借りながら議論を重ねました。そして、最終的には赤字株式会社の関空と黒字で国管理の伊丹の統合と日本航空の会社更生法適用(倒産)を決断しました。両空港統合の法律も成立させました。
結果は日本航空は再生され黒字、そして再上場にむけて動きだしました。関空は旅客機の発着は最高になり国際貨物フェデックスの東洋の物流拠点としての活動を開始します。
処理を決めるまでには、各方面からの抵抗もあり、「もうだめか」という時もありましたが、私にはしがらみがなかったので、前に進めることができたのではないかと思っています。
あれから、もうすぐ3年になります。
一つの政策の結果を出すには、一定の時間が必要です。
良い結果が出せつつあるので本当に嬉しいです。しかし、これからが、勝負です。
国内外の人と物の往来を増やすことは、経済再生の基本です。
引き続き、与党の国土交通部門責任者として、力を尽くしていきたいと思います。
消費税問題については、「この先タイヘン」という声をしっかり受け止めることは、もちろん、基本のキです。
では、そこから、どうするのか。
「反対」と叫んでいるだけでは、政治家は仕事をしたことにはなりません。
経済再生への取り組みや仕事作り、そして脱原発社会にむけて、具体的にひとつひとつの施策や法律を実現し、動かしていかなければならないのです。
今日、7月1日、私が力を入れてきた二つ施策がスタートし、政局に振り回されず、「頑張ろう」と拳を握り締めています。