5月16日、岩波書店から15日に発売された「いま、『政治の質』を変える」の出版記念パーティを開催した。東京でのパーティは10年ぶり、どれだけの人が来てくださるのか不安を抱えたまま迎えた当日だった。初夏の日差しのふりそそぐ中、会場の憲政記念館にはたくさんの方が足を運んでくださった。
党派を超えて参加してくださった議員の方々、各界の著名人の方々、そして遠くからもかけつけてくださった支持者のみなさん。
今回の著書の帯にも推薦の言葉をよせてくださった作家・辻井喬さんのご講演から第一部は開演、鳩山由紀夫元総理からもごあいさつをいただいた。そしてパーティが始まった。
菅直人前総理、岡田克也副総理、連合の古賀会長、NPO議連会長で1年生議員の頃から可愛がっていただいている加藤紘一議員、民主党政調会長の前原誠司議員、そして女性議員を代表して野田聖子議員(自民党)、斉藤鉄夫議員(公明党)、照屋寛徳議員(社民党)、川田龍平議員(みんなの党)、江田五月元衆議院議長、渡部恒三元衆議院副議長など、たくさんの方から過分なご祝辞をいただき、身の引き締まる思い。そのなかで「辻元さんにはしっかり使われています」というコメントが多かったように思うのは気のせいだろうか。
「朝生」でお世話になっている田原聡一朗さん、勝谷誠彦さんなど文化人のみなさんからも激励のメッセージをいただいた。乾杯のご祝辞は旧友である歌手の石川さゆりさん、「被災地で会った辻元さんはシャツをインにしてリュックサックを背負っていました」と避難所に歌を届けにいった時のエピソードを披露して、場を盛り上げてくださった。
菅直人夫人の菅伸子さんからも楽しいスピーチをいただいた。
その後、司会を遥洋子さんにバトンタッチして、NPO,NGOのみなさん、崔洋一さん、鈴木邦男さん、など「右」も「左」も入り混じってのスピーチ。渡部恒三さんが最後の方まで残ってくださり「こんな楽しいパーティは初めてだ」とおっしゃっていたと聞いてとても嬉しかった。
このパーティへの参加者が象徴する「超党派、そしてジャンルを超えたアメーバ人脈」を生かして、今後の国の行方にしっかりと役割を果たしていきたいとの決意を新たにした日でもあった。
最後にこの場をお借りして、今回のパーティにご協力いただいた多方面の方々、そして最後までお手伝いいただいたボランティアの方々に心からの感謝を申し上げたい。