4月1日、島本町へ向かう。「プロジェクトWがんばろう若山台」の「わいわい喫茶」へ参加するためです。
会場となっている中央集会所に入ってビックリ。女性より男性の方が多い。「うちは男性のメンバー多いですよ。がんばろう若山台は、がんばろう日本より先におこなってきたんですよ」と代表の田中さん。
若山台団地は、1250世帯3250人が暮らしています。その若山台で、「プロジェクトWがんばろう若山台」は、大きな家族のようにフェィス・ツー・フェィスのつきあいをし、お互いに助け合い支え合うボランティアのまちにすることを目的に発足しました。
これらの活動の発端は、5年前、若山台の唯一の商業施設が閉鎖され、ご年配の方々が買物に大変苦労されていたこと。そこで、経済産業省の地域商業活性化事業費補助金(買物弱者対策支援事業)を活用して、ミニスーパー「リトルマート大国屋」の出店を実現。あわせて、若山台はエレベーターのない5階建の中層住宅がほとんどなので、ボランティアメンバーで「お助け隊」を編成し、様々な住民支援サービスを行なっています。みんなで助け合って生きることを選択し、そしてみんなで行動しているからこそ実現していることなのです。
共助の精神と、何よりもその行動力が重要であること、そしてこれからの住民自治のあり方は、この「プロジェクトWがんばろう若山台」がひとつの参考になると思います。
こういう市民活動をやりやすくする政策を実現することも私の仕事のひとつです。