10月12日(水)、衆議院第二議員会館にて、東京大学名誉教授の上野千鶴子さんをお招きして、国政報告会「永田町航海記 in 国会」を開催しました。
明快なことばで世相を斬る語り口で絶大な人気を誇る上野さんがゲストとあって、会場には20代から80代までと幅広い年代の方が集まってくださいました。
まずは辻元より、震災直後にボランティア担当総理補佐官に任命されてから現在に至るまでの活動を報告。
続いて上野さんの講演では、
「人口が減ってゆく社会に成長はありません。みなさん、あきらめてください!」という上野さんならではの強烈なメッセージで始まりましたが、
「日本が生き延びられる道は必ずある。それは、助けあい、支えあい、所得とリスクの再分配をする社会。お互いにお世話できる社会はお金と人手とサービスが回るのです。」と指南してくださいました。
さらに、上野さんと辻元の対談では、参加者の方々との質疑応答の時間も多く取り、大いに盛り上がりました。
報告会終了後には、上野さんと辻元の共著『世代間連帯』のサイン会もおこない、多くの方が列を作ってくださいました。
【補足】
現在、上野さんは、「ウィメンズ アクション ネットワーク(WAN)」というNPO法人を立ち上げ、webサイトを駆使して、女性のための情報を提供し、活動をつなぐ取り組みをしていらっしゃいます。
内容大充実のサイト、ぜひごらんください!
WAN(ウィメンズ アクション ネットワーク)