NPO法改正の立法作業は続く。毎日誰かと会って、論点についての議論。3日(木)9時、公認会計士の方々から会計基準についてヒアリング。現場が苦労して基準作りの議論を重ねてきた経緯がよくわかった。
4日(金)、全労済協会のシンポジウム「希望のもてる社会へ」に参加。私はここでも、いまの政府の取り組みとして「新しい公共」や「社会的包摂」を進めていることを紹介。シンポの様子は、秘書が会場からツイッターで紹介した。
週末は地元を走り回り、日曜日の夜にはまた東京へ。
7日(月)、18:00から官邸で「一人ひとりを包摂する社会」特命チーム会議。この日は現場で活動する4人の方々からヒアリングを行った。
立命館大学の非常勤講師で、「ユニオンぼちぼち」で非正規で働く人たちの相談・支援活動を行っている伊田広行さん、大阪府豊中社会福祉協議会で「制度の狭間の支援」を行っている勝部麗子さん、NPO法人全国女性シェルターネットの遠藤智子さん、NPO法人DPI日本会議の奥山幸博さん。
第2回 「一人ひとりを包摂する社会」特命チーム議事次第
「パーソナルサポートサービスを、チームとして長期的に機能するよう権限与えて」(伊田さん)「行政が全部を抱える時代じゃない。横断的な課題解決のために民の側にサポーターおいて」(勝部さん)「民が活躍できるよう、DV相談の24時間ダイヤルを続けて」(遠藤さん)「障がい者基本法の制定を!」(奥山さん)
みなさん、現場ではいずりまわって一人ひとりの支援を続けている人たち。
彼らの提言の後ろには、数え切れないほどの「声なき声」がある。しっかり活かしていかねば。