つじもと清美 公式 参議院議員 立憲民主党(全国比例代表)つじもと清美 公式 参議院議員 立憲民主党(全国比例代表)

活動報告・国会質問・質問主意書

スタッフ報告:大阪の「被災者主体の災害ボランティアコーディネーションを考えるつどいin大阪」に参加

2011.3.30

高槻・島本日記

以下、集会に参加した辻元事務所スタッフからの報告です。
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3月26日、大阪市福島区で「被災者主体の災害ボランティアコーディネーションを考えるつどいin大阪」(主催:特定非営利活動法人日本ボランティアコーディネーター協会・社会福祉法人大阪ボランティア協会)が開かれました。
震災ボランティア担当の補佐官に就任した辻元清美も急遽参加し、政府のとりくみと現状について報告しました。
「つどい」には阪神・淡路大震災で活躍した多くのボランティアコーディネーター(NPOや社会福祉協議会など)が集まりました。
参加者はおよそ100名、これからどうやって被災地支援をしていくのか、高い問題意識をもった方ばかり。「災害ボランティア活動支援プロジェクト会議」として宮城県・福島県に行った方からの支援報告を聞き、また神戸市長田区社会福祉協議会の長谷部さんから支援のしくみとボランティアコーディネートの重要性について話しを聞き、参加者で共有しました。
○プログラム
・講義「災害ボランティアセンターの運営体制とNPOの動き」「被災者主体の災害ボランティアセンターとは」:長谷部治さん(神戸市長田区社会福祉協議会)
・シンポジウム:永井美佳さん(大阪ボランティア協会)、井岡仁志さん(滋賀県高島市社会福祉協議会)、西原弘将さん(大阪府社会福祉協議会)
○現地入りした方々からの報告
・今回の東日本大震災とこれまでの阪神・淡路大震災などとの違いは、①ものすごく広域であること。②地震による被災、津波(水害)による被災、福島原発事故による被災の3要素が各地域それぞれ混在→現地の人たちのニーズもそれぞれに違うこと。
・そのニーズを聞き取り把握するのに適した地元もしくは近隣のひとたち、県庁や市町村役場の職員も被災されていて対応が非常に難しくなっている地域も数多くある。今ある水害型あるいは地震災害型ボランティアマニュアルでは対応が取れない。
・そんな中で、宮城県で自衛隊員が運転する車に民生委員の方に同乗していただき、地域の方のニーズを細かく聞き取る活動が始まった。等々
大阪では、市民・企業・行政のコラボレーションで支援物資を届ける「相乗り」プロジェクトが実施されています。これは現地NPOの要請で民間のトラックを出し、関西の市民ネットワークで物資を集め、大阪市の市民ボランティアの物資と連携して、物資がなくて困っている施設などに直接支援するという枠組み。これまでも3月22日と25日に、被災地複数箇所への支援を実施しており、今後も継続予定があるとのこと。
会合はマスコミにもオープンで開かれ、またユーストリームでネット配信もされました。最後には参加者同士で支援のための情報交換も行われ、今後の関西からの被災者支援を強めていくために、重要な会合となりました。
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