「新しい公共」を実現するための法改正の動きが、いよいよ本格化している。このところの動きをまとめて追ってみたい。
25日、官邸4階大会議室の「新しい公共推進会議」に出席。菅総理は、先日立ち上げた「一人ひとりを包摂する社会」特命チームについて言及し、重なる部分もあるので連携してやっていきたい、と発言。私は「新しい公共」担当として特命チームに参加している。官邸、超党派議員、現場をつないで動きをつくっていかねば。
参考；内閣府「新しい公共」推進会議　会議資料

「推進会議」終了後、大急ぎで官邸を出て衆議院第1議員会館へ。国土交通部門会議の交通基本法ワーキングチームへ。終了後、国会事務所へ駆け戻って中国大使館の孔鉉佑公使と面会。

その後、復帰前の沖縄・米軍基地で働いていてアスベスト被害に遭った方々が、労災認定を受けられずに苦しんでいる件について、厚生労働省から話しを聞く。28日金曜日には厚労省交渉があるので、そちらにも出席するつもりだ。
NPO関係者が事務所にやってきて、NPO法改正についての要望を受ける。終了後、国交省コアメンバー会議。
夜も公務が立て続けに入り、民法解説研究会の賀詞交歓会に出席したのは20時30分近く。ベテラン記者たちと意見交換し、帰途につく。
27日、NPO主催の「新しい公共市民キャビネット」1周年記念イベントに参加。私が国会や議員連盟の動きを報告した後、鳩山由起夫前総理も参加。「どの党を応援するということにとらわれず、ぜひみなさんの力で『新しい公共』を進めてほしい」との発言。
翌28日、朝9時から「新しい公共」調査会コアメンバーで打ち合わせ。ＮＰＯ法改正部分は議員立法でいこう、と確認。その推進力となるのは私が幹事長をつとめるNPO議員連盟だ。会合終了後の9時40分、駆け足で民主党・岸本周平衆議院議員といっしょに加藤紘一元自民党幹事長のお部屋へ行き、NPO議連の役員会合を開始。他に自民党の中谷元・元防衛庁長官や公明党の谷合正明参議院も同席。「議員立法でやりましょう」と私が報告するとみなさん強く頷かれた。
国土交通調査室との意見交換の後、衆議院第一議員会館の民主党・荒井聰元経済財政政策担当大臣の部屋へ。湯浅誠さんらと「社会的包摂」政策実現に向けたミーティング。終了後、沖縄アスベスト問題の厚労省交渉へ。その後大急ぎで羽田へ向かい、伊丹空港へ。地元市議の会合に出て、また東京へ舞い戻った。