20日、地元高槻で毎年この時期に行なわれる鵜殿のヨシ原焼きに参加させていただいた。
淀川沿いの広さ74ha(ヘクタール)の地に自生しているヨシは、水質浄化や土壌の侵食防止に役立ち、昔からよしずや雅楽の「ひちりき」のリード部分に使われている。年に一度のこの「ヨシ原焼き」はヨシ原の保全と害草・害虫の駆除のために、地元の皆さんや「鵜殿のヨシ原保存会」の会員の皆さんの努力で続けられている。
5年ほど前ヨシ原の見学会に参加したことがあるが、ヨシ原焼きを見るのは初めて。堤防にいても熱さを感じる火の勢いに圧倒される思い。
私はずっとここのヨシで作った名刺を使っている。名刺交換のおりに「すてきな紙ですね」と言われることも多いのだが、「実はこの紙は私の地元高槻の・・・」という説明にも今後さらに熱が入りそうだ。