11月5日。新聞報道で、朝から国会に激震が走る。
尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件のビデオと見られる映像が、インターネットに流れたのだ。ちょうと今日は、午後1時から国交委員会が開かれる。与野党の議論はこの問題に焦点化されていくことは間違いない。なぜこんなことが起きたのか、しっかり調査することが必要だ。
やはり国交委員会は紛糾。だが参議院先議となっていた「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律」の改正案は可決された。大規模な土砂災害が急迫する場合に、市町村が適切に住民の避難指示の判断などを行えるよう、国や都道府県が情報提供をできるようにし、高度な技術を要する土砂災害については国が関与するよう明確化するもの。先般の台風でも多く見られたように、土砂被害への対策は急務。一刻も早い成立を目指す。
また、今日はエクアドルのエル・ポンセ大使と面談。エクアドルは平和国家の道を歩んでいる。同時に、生物多様性を守るなど、環境保全の取り組みを政府挙げて推進している。先日、横路衆議院議長がエクアドル大統領を招いて晩餐会を開いたときに、「今後日本とエクアドルのつながりを強めていきたい」という話しになった。それを受けて、つながりをもちたい議員を回っているとのこと。
ピースボートも何回もエクアドルを訪問しているなど、民間外交も進んでいる。今後何ができるかしっかり考えていきたい。