11月20日、21日、22日と連日講演や対談。多くの人たちと意見交換ができた。
20日は三重県鈴鹿市の商工会議所の建設部会のみなさまのお招きで国土交通政策関係の講演。鈴鹿サーキット内の会場での講演となった。私は事故で亡くなったF1ドライバーのアイルトン・セナのファンで鈴鹿でのレース観戦に行って以来。

国交副大臣就任以来交通基本法について、特に公共交通のバリアフリーや街づくりに取り組むNPOや運輸・建設関係団体でも講演する機会が増えた。昨年の予算で大型公共事業などの予算を1兆3000億円カットしたが、その影響などについて現場の声を聞くことができた。私は大型公共事業から生活公共事業への転換、そして観光と街づくりや林業や農業と建設関係者のコラボレーションによる取り組みなどを紹介した。
21日は地元高槻市で湯浅誠さんを招いて対談。湯浅さんとは一昨年の「年越し派遣村」の取り組み以前から一緒に活動をしてきた。今年5月、政府の「セーフティネット実現チーム」立ち上げのとき、菅副総理（当時）の下、私が副主査、湯浅さんが事務局でスタートさせた。現在も湯浅さんは内閣参与として取り仕切っている。この取り組みをさらにバージョンアップするための組織立ち上げの協議を国会内で湯浅さんと続けている。
　高槻現代劇場にて。
国会の外でも多くの人たちに問題意識を持ってもらうために私の地元での国政報告会「永田町航海記」にお招きして対談をした。約300人が参加、ご意見や質問も多数頂いた。これからも連携し、セーフティネット強化や若者の仕事作りに取り組んでいきたい。
22日は長野へ。本願寺長野別院で沖縄の基地問題について講演。1月に沖縄の米軍基地視察に行くみなさんを中心に事前勉強会に呼ばれたのだ。国会での安保委員会や外務委員会でのこの14年間の審議の内容を中心に話した。

様々な立場の方々との意見交換ができた実のある3日間だった。
国会情勢はいまだ不透だが、こうした現場の声を活かして、少しでも政治の閉塞感を打破していきたい。