国会が荒れ模様。委員会審議をめぐり、与野党調整が続く。
10月28日。12:30から国交委員会の理事懇談会。
13:30、吉田忠智参議院議院をはじめ、社民党のみなさんと国交省の三井副大臣室へ。九州の「有明フェリー」労働組合の方々といっしょに、4万筆におよぶ書名と要請書をお渡しするためだ。
労組の方々は、この5年間で年間給与100～150万円カットを始め、できるかぎりのコストダウンをはかって航路を守って来たという。「自分たちの船は自分たちの努力で守る」という熱い訴えに、三井副大臣もしきりにうなづいていらっしゃった。
地域の足であるフェリーは、一度なくなったら再び作り直すことは不可能に近い。現場をささえている人たちの声を、これからも国会・政府に届けていきたい。


その後、事務所で矢継ぎ早に面談。夕方からは、「新しい公共調査会」の打ち合わせ。松井さん、細野さんらと論点整理。

事前の打ち合わせが長引いて、少し遅れて朝日新聞社へ。4月に配属された入社したばかりの新人記者のみなさんの研修に、講師として呼ばれたのだ。

私は自身の体験と接して来た「大記者」たちの姿勢から、現場へいくことの大切さ、「これ」と思った取材にはトコトンねばることの重要さを話した。また、「取材される側の論理」もいくつか話させてもらった。
熱心な質問がやまず、これまた時間を大幅にオーバー。そこへ、明日の午前中に国交委員会がたったというメール連絡。参議院先議となっていた「土砂法」の趣旨説明だ。急いで国会へ。