つじもと清美 公式 参議院議員 立憲民主党(全国比例代表)つじもと清美 公式 参議院議員 立憲民主党(全国比例代表)

活動報告・国会質問・質問主意書

タブーなき議論を通して、政策の具体化を――中国人の個人向け観光ビザ問題、JR不採用問題、交通基本法、成長戦略会議

2010.5.18

国会ブログ

大きな課題をひとつずつこなしている。
5月17日。観光立国推進本部の第3回外客誘致ワーキングチーム。座長は私で、事務局長は藤本祐司国交大臣政務官。メンバーとして福山哲郎外務副大臣、大串博志財務大臣政務官、階猛総務大臣政務官、また法務省や厚労省、警察庁からも幹部が出席して審議。これまでは富裕層に限ってきた中国人の個人向け観光ビザの発給要件を大幅に緩和し、中間層にも広げることに決めた。スタートは今年7月。いま中国からの観光客は大幅に増えており、経済活性化のためには不可欠となっている。このきつい制限をやっと緩和できたのだ。これまでの政権でも問題になりながら、できなかったことのひとつ。
その後、JR不採用問題について4党から要請を受ける。係争中の原告904人から解決案の承諾書が提出されたのだ。これを受けて前原大臣が、旧国鉄清算事業団の業務を引き継いだ独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」に、この裁判の和解協議に入るよう指示をした。また一歩解決に向けて歩みを進めたことになる。
続いて交通基本法検討会。業界団体などからヒアリング。検討会もいよいよ大詰め、猛スピードで会議を積み重ねていっている。
そして成長戦略会議。10月から議論が重ねられてきた国交省の成長戦略がとりまとめられた。座長の長谷川閑史・武田薬品工業社長が、海洋、観光、航空、国際展開・官民連携、住宅・都市の5分野の成長戦略について提言を取りまとめ、前原大臣に最終報告を提出した。私たちは2011年度の概算要求に、提言内容を反映していく。
これまでの政権ではできなかった課題を、タブーなき議論を通してひとつひとつ具体化している。プロセスのひとつひとつを公開していくことで、政権交代の「成果」を伝えていきたい。