4月19日。
3月20日に噴火したアイスランドの火山噴火により、4月15日から欧州空路の麻痺状態が続いている(空域閉鎖は17カ国、空域の一部閉鎖は6カ国)。日本航空は本日までに45便が欠航、影響した旅客数は12000人。全日空は欠航が27便、影響旅客数は7000人。
また成田空港には94名、関西空港には44名の訪日滞留者の方々がいる。そうした方々に対し、国交省として以下のような対応をすべく調整を急いでいる状態だ。
①JNTO(日本政府観光局)による臨時相談窓口の設置
②空港周辺地へのエクスカーション(日帰り旅行)の実施
③空港内観光案内所(財団法人国際観光サービスセンター)による低廉な宿泊施設の斡旋
その他、成田市では成田空港と市内の間の循環バスを無料提供する予定。また成田国際空港株式会社と関西空港株式会社では、「アイスランド火山噴火お客様サポートカウンター」を立ち上げ、寝袋や毛布、軽食の提供、無料シャワークーポンの配布、休憩室の無償提供、インターネットPCの配置、英字新聞の配布などを実施している。
私は鳩山総理に状況を説明、総理も懸念を示しておられた。不安定な天候が続いており、寒く不安な夜を過ごしている方もいると聞く。対応を急がねば。