長い長い選挙戦が終わりました。
そして、この高槻・島本で有権者のみなさんから辻元清美を選んでいただきました。
その理由は、まず、本当に多くの方に支えていただいたことです。政権交代、そして生活の建て直しのために、力を合わせてやりぬきました。
そしてもうひとつは、高槻・島本の有権者のみなさんが風任せではない、強い意志を示されたということです。
私は3野党の統一候補です。その私を選んでいただいたということは、有権者のみなさんが「次の政権には野党の連立政権を」という政権選択をされた結果だと思います。
私はこの選挙で、ひとつの目標を掲げていました。それは、この高槻・島本、大阪10区の投票率を日本一にすることでした。民主主義は私たち国民ひとりひとりがつくりあげていくもの。オバマ大統領を選ぶ選挙の過程でアメリカが力を取り戻していったように、「この選挙を通じて日本の民主主義に魂をいれたい、日本を元気にしたい」と繰り返し訴えていたのです。結果、高槻・島本の投票率は70.56%。大阪府内では一番の投票率となりました。このことを、本当にうれしく思います。
私はいま、みなさんに投じていただいた一票の責任の重さをかみしめています。今度は政権の内側から日本を変えていく作業が待っています。これには、国会の中にひとりでも多くの仲間が必要です。
社民党は近畿の比例区から、服部良一さんが当選しました。服部さんは2007年の参議院選挙をいっしょにたたかった仲間です。この2年間は、社民党の山内徳信参議院議員の秘書として、政策作りに奔走してきた即戦力です。
政権交代は、あくまで日本を変えるプロセスのスタート地点。ここから本当に国民のための政治がつくれるかどうか、試されていると思います。時間は多くありません。今まで以上に、辻元清美は国会を全力疾走します。