2020年2月12日の衆議院予算委員会、次のテーマで質疑を行いました。
1)棚橋予算委員長の委員会運営について(1分48秒)
2)憲法改正・コロナウィルス・自衛隊の不祥事などについて(35分57秒)
3)安倍総理の政治姿勢と官僚の不祥事について(8分52秒)
4)安倍総理が「罵詈雑言」ととった箇所(1分30秒)
安倍総理の言う通り「罵詈雑言」を「反論する機会を与えられず」「延々とそれを繰り返された」かどうか、ご一読ください。以下はこの日の辻元の質疑全テキストです。
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○棚橋委員長 この際、辻元清美君から関連質疑の申出があります。黒岩君の持ち時間の範囲内でこれを許します。辻元清美君。
1)棚橋予算委員長の委員会運営について(1分48秒)
○辻元委員 辻元清美です。
まず最初に、委員長に申し上げたいと思います。北村大臣の答弁が不安定ということで、北村大臣の答弁のフォローをする政府委員、官僚は採決をしてまでもここに、私ども質問者が呼んでいないのに呼んで、私はきょう、今問題になっている和泉補佐官を参考人として呼びたいと言っていますけれども、これは採決もせずに、闇に葬るように、呼べない。これは不公平、不公正な委員会運営だと思いますよ。冒頭、強く抗議申し上げたいと思います。
私は、後半、和泉補佐官の質問をいたしますので、私の質問中に呼んでください。よろしいですね。
○棚橋委員長 辻元清美君に申し上げます。
理事会を経て、当該参考人はお呼びすることと決まっておりません。ですから、お呼びすることはできません。
○辻元委員 これは、野党が呼ぶ、政府に都合の悪い人はここに呼べない。そして、北村大臣、大臣ですよ、大臣が答弁できるはずなんですよ。呼んでいないのに、大臣にかわって答弁する人は自分たちだけで呼ぶ。これは立派な委員長と言えませんよ。
引き続き、和泉補佐官の参考人を要求します。
○棚橋委員長 後刻、理事会で協議いたします。
2)憲法改正・コロナウィルス・自衛隊の不祥事などについて(35分57秒)
○辻元委員 きょうは憲法から入りたいと思います。
まず、コロナウイルスに関連して緊急事態条項の話が出てきて、先日総理も御答弁されていますけれども、私は、今いろいろ不安が広がっている中で、緊急事態がないからあたかも何か対応できないような、そんなことは更に不安を増殖するし、それから、オリンピックを控えております。
日本という国は、憲法改正して緊急事態条項をつくらないと感染症対策もできないのかというように誤解されても困りますので、総理、ここではっきりと、自民党の方がたくさんそういうことをおっしゃっているわけですよ。すごい重鎮の方が、緊急事態の一つの例、憲法改正の大きな実験台と考えた方がいいかもしれないとか、それから、ないからできないみたいなことを。はっきりと、日本は、憲法をわざわざ改正して、緊急事態条項がなくても新型コロナウイルスを始め感染症の対策はしっかりできる、これは公式の場で、国際的にも、日本はちゃんとできるんだということを発信していただきたいと思います。よろしくお願いします。
○安倍総理大臣 憲法については、既に自民党から四つの項目についてイメージをお示ししていて、その中に緊急事態条項があるということは承知をしております。
他方、今の事態について、コロナ感染ウイルスについてどうなのかということでございますが、これはもう既に答弁をさせていただいておりますが、現行法制の中において、我々、最善を尽くしながら、国民の命と健康を守るべく、水際対策に全力を尽くしているところでございますし、私を本部長とした対策本部において全力を尽くしているところでございます。
○辻元委員 私は、また出たかと思ったんですよ。東日本大震災のときも、特に自民党の方々が、緊急事態条項がないから十分な対応ができないというような発信をされた方がたくさんいらっしゃったんです。
しかし、あの原発事故まであった複合災害、あの後、防衛省それから関係省庁がいろいろ対応についての反省や点検をしました。結果、自衛隊法も改正する必要もないし、新しい新規立法も必要ないということだったんですね。
ですから、新規立法や法律改正もしなくていいということなのに、一足飛びに、緊急事態条項が必要だ。憲法改正の道具に使おうとされているんじゃないかなというように懸念をしておりました。今回もやはりという感じだったので、お聞きをしたんです。
私は、危機のたびに、憲法改正しないと危機対応が十分できないと発信することが、いかに日本の信用をおとしめ、日本の国益を損なうかということをしっかり肝に銘じていただきたいというように思います。
次に、総理は、私の手でできたら憲法改正したいなというような発言をされていますよね。
そこで、一点、ちょっとここで確認しておきたいのは、総理は解散権もお持ちです。国政選挙と憲法改正国民投票との関係なんです。実はこれは、この国民投票法をつくるとき、随分と議論になった一つなんです。
そこで、総理の御認識を確認したいんですが、これは立法府で議員立法でつくりましたので、そのときの立法者の意思、実はこれは加藤厚労大臣が答弁をされているんです。提出者でした。こうでした。
与野党が政権をかけて争う国政選挙と、国会の三分の二以上の勢力が協調して行われる憲法改正是非を問う国民投票とは質的に異なるものである、同時に行えば有権者の混乱というものを引き起こしかねない、こういう観点から、この法律においては、憲法改正国民投票と国政選挙を同時に実施することは想定しておりません。
これが立法府の意思でございます。
解散権を持つ総理に確認しておきます。この立法府の意思を十分尊重していただきたい。いかがでしょうか。
○安倍総理大臣 もちろん、国民投票とそして衆議院の選挙ですかを同時に行うかどうかということにおいて、国民投票は、そもそも、衆議院の選挙、国政選挙と同時にやることについては想定はしていないという立法者の意思というのを今お述べになられたということなんだろう、このように思いますし、私もそれはそれとして承知をしているところでございます。
他方、それが総理大臣の解散権を縛るのかということについては、それはそうではないんだろう、こう思っておりますが、いずれにいたしましても、私は解散は全く考えていないということでございます。
○辻元委員 実はこれ、随分議論したんですよ。国民投票は、自由にいろいろな、戸別訪問したり、賛成か反対かとか、自由にできるんです。公職選挙法と全然違うルールなんですよ。ですから、公明党の今の斉藤幹事長も同じ答弁、そして、自民党の憲法調査会長をされていた保岡当時の会長も、お亡くなりになりましたけれども、同じ答弁なんですね。
憲法改正というのは立法府が第一義的にいろいろなことを仕切っていくわけですから、総理大臣といえども、しっかり尊重していただかないと困ります。そこは肝に銘じていただきたいということでこれは申し上げました。はいと言いましたね。きょうは素直ですね。
それでは、次、菅官房長官に。私、一点すごく気になっていることがあるんですよ。
安保法制のときに、いろいろ議論させていただきました。今回、安倍総理は、自衛隊を明記することを提起されましたね。この理由として、多数の憲法学者が憲法違反と言っている、こういうことに胸が痛むという発言も御存じだと思いますが、だから自衛隊を憲法に明記しなきゃいけないとおっしゃっています。菅官房長官も総理と同じ思いですか。
○菅官房長官 安保法制のことを今思い出しました。当時、憲法学者の方が憲法審査会でそういう発言をして大きな問題になったわけでありますけれども、私は総理と一緒の考えです。
○辻元委員 あのとき、私は菅官房長官と大分議論いたしました。
その中で、菅長官はこうおっしゃっています。
あのときは九割の憲法学者の方が安保法制は憲法違反だとおっしゃって、私が菅官房長官に、では、安保法制は合憲と言っている憲法学者は何人いますかと言ったら、三人だったんですよね。覚えていらっしゃいますか。覚えていますね。
そのときに、官房長官のお答えは、数じゃないとおっしゃったんですよ。そして、大事なのは、憲法学者はどの方が多数派だとか少数派だとか、そういうことではないとおっしゃったんですよ。そして、元最高裁判所長官も安保法制は憲法違反だとおっしゃった。これに対して、一私人ですから、政府は合憲と言っているんだから、元最高裁判所長官の人やら憲法学者が言っても、一私人の話で、数じゃない、多数が誰かとか関係ないと言って、切って捨てられたんですよ。
今回も、何人の、仮に十割の憲法学者が自衛隊は憲法違反だと言ったって、この菅官房長官の論理なら、一私人の言っていることだから、政府は合憲だと言っているんだから、必要ないんじゃないですか。何でこれは論理を変えているんですか、菅長官。
○菅官房長官 私たち自民党は、自主憲法制定、このことを党是として発足をした政党です。そういう中で、やはり自衛隊の皆さんをこの憲法改正の中でしっかりと位置づけをさせていただこうという、私も自民党の一員ですし。
ですから、そういう中で、私は、自民党の憲法改正というのは、自民党の国会議員というのは党是であって、それを多くの議員は実現をという、そういう中で自民党から出馬したと思っていますよ。
○辻元委員 今のお答えはちょっと論理的ではないんですよ。
私が申し上げているのは、安保法制のときの、憲法学者が違憲と言った、それに対する政府の姿勢と……。
総理に聞いていませんよ。気にしなくていいですよ。(安倍総理大臣「いやいや、私に答えさせてくださいよ」と呼ぶ)何できょうは、いつも逃げるのに。
あのときは、数じゃない、関係ない、一私人だと言っておいて、今回は、憲法学者の多数が憲法違反と言うから変えなきゃいけない、書かなきゃいけない。これは論理的に矛盾していませんかということなんですよ。
ですから、私は、少なくとも自衛隊明記で憲法学者の話を出すのはおやめになった方がいいと思いますよ。
いかがですか、皆さん。おかしいよね。
○棚橋委員長 内閣総理大臣安倍……
○辻元委員 聞いていないですよ、総理。
それと、自民党の党是とおっしゃったけれども、国民は全員自民党員ですか。各党が何をおっしゃるのかは自由ですけれども、国民のものなんですよ、憲法は。本来、憲法というのは、国民がここを変えてほしいという声が多数上がって、それを立法府が受けとめて、では、こうしましょう。自民党の党是というのは、押しつけ憲法に引っ張られていますよ。
ですから、私は、論理的に破綻しているんじゃないですかと。それを官房長官に問うているわけです。
○菅官房長官 私ども自民党の選挙公約も、やはり憲法改正というものをうたって、自衛隊について明記をしたい、そういう中で国民の皆さんに訴えをして、私どもは多くの議席を得ることができたというふうに思っています。
そもそも、党そのものがスタートする時点から自主憲法というものを掲げて私どもは戦ってきているわけでありますから、そこは全くおかしくないと思いますよ。
○辻元委員 私は、論理的な話をしているのであって、思いとか、それから一つの党の政策を聞いているわけではないんです。
総理にお聞きしたいんですけれども、自衛隊明記の話をおっしゃっていますけれども、これは否決されたらどうなりますか、自衛隊は。
○安倍総理大臣 そのお答えは、先ほどの官房長官への御質問に対する答えと重なるところがあるんですが、平和安全法制にしても、また憲法にしても、九条の自衛隊との関係においても、政府としての公式見解はどちらとも合憲です。憲法学者でいろいろな評論をされている方がいても、それは合憲です。自衛隊が合憲と言い切る憲法学者は二割しかいませんが、政府の見解、これは砂川判決をもとにしていますが、これは合憲です。合憲です。これは変わらない。
しかし、なぜ我々が、であるにもかかわらず、自衛隊を明記するべきかと言っているのは、それはやはり、合憲だと言い切る憲法学者が二割しかいないがために……( 辻元委員「数じゃないんでしょう」と呼ぶ)いや、いないがために、違憲、合憲について議論があるという趣旨、例えば、それはあれに載っているわけですね、教科書、ほとんどの教科書に出ている。そしてまた、その中において、それを根拠に反対運動が起こっている。そして、まさに自衛隊を明記することによって、この合憲性の問題については終止符を打つことができる。そういう論争に終止符を打つことができることによって、まさにこれは国防の根幹であるということにおいて、この国防の根幹をしっかりと正当性を明記するということを主張しているところであります。
であるからして、我々は、自由民主党としての考え方として、明記すべきだということを申し上げているわけであります。ですから、その中において、正当性ということについて、これをまさに憲法の中で明記するということを申し上げているわけであります。
しかし、例えばそれが国民投票によって、明記について、いや、明記する必要はないということでこれは否決されたとしても、政府の見解として、国家固有の権能として、必要な自衛のための措置をとり得ることは国家固有の権能として当然のことと言わざるを得ない、この国家固有の権能の中において自衛隊が設置をされているという考え方について、これは変わらないということでありまして、合憲であるということには変わらないということでございます。
○辻元委員 私は、憲法を論じるとき、基準が必要だと思うんですよ。安保法制のときも、それから今の憲法のときも、二重基準じゃないですかと言っているわけですよ。
総理は今、何も変わらない。自衛隊に影響は出ないと思いますか。社会的に、国民投票で否決されたら、自衛隊の存在、社会的な存在として何も影響は出ないと思いますか。私はとても心配しているんです。合憲だという社会的なコンセンサスに更に疑念が広がるんじゃないか。そして……(安倍総理大臣「そんなことはない」と呼ぶ)そんなことないって。自衛隊員の士気の低下になりませんか。否決されるんですよ。国際的に、自衛隊の存在が否決されたというように伝わっていきますよ。国際的な信用、低下するんじゃないですか。何も変わらない、私は総理はとっても甘いと思いますよ、認識が。
総理は、否決されれば、否決されたら教科書に必ず書かれますよ、自衛隊の明記は国民投票で否決されましたと。教科書に書かれたら、さらに政治の場で、総理、こうおっしゃっていますね、政治の場で自衛隊の正当性を明らかにしていく責任が政治家にはあると。正当性を明らかにするどころか、社会的にも国際的にも、私は、今より正当性を低下させる懸念があるので、国民投票というのは非常に怖いわけです。否決されて、何も変わりませんというのは非常に甘いと思います。いかがですか。社会的な影響、教科書に書かれますよね。いかがですか。
○安倍総理大臣 辻元さんの国民投票怖いというお気持ちはよくわかりますよ。それは恐らく、辻元さんは、これがまさに国民の合意を得るのが怖いんじゃないんですか、もしかしたら。(発言する者あり)
○棚橋委員長 御静粛にお願いします。お静かにお願いします。
○安倍総理大臣 だから、国民投票に反対をしている、私はそう思います。国民投票に反対をしている。
まさに、まさに、正当性の根本であるこの憲法にしっかりと明記をしていくということが私は必要だと考えています。であるからして、国民投票において我々は訴えていきたい。
政治においては、さまざまなもちろん見方はありますよ。しかし、この中において、しっかりと国会の中で御議論をいただき、そして、国民の皆様に、それは国民の皆様が判断するんですから、怖いとかそういうことではないんですよ。国民の皆様にそれは冷静に判断をしていただきたい。今、辻元さんが言った要素、そう考える人もいるでしょう。そうしたことも含めて国民の皆様に御判断をいただきたい、このように考えているところでございます。
○辻元委員 私が申し上げているのは、自衛隊が大事だと思うからですよ。今、北朝鮮の問題とか中東の問題とか、緊迫しています。そのときに、一か八かのかけじゃないんですから。これは、自衛隊を国民に問うと言いますけれども、総理は怖いとおっしゃいましたけれども、私は否決される可能性の方が高いと思っているんです。
なぜかといいますと、海外調査に行けば行くほど、現場の審査会のメンバーは慎重になりますよ。国際的に、否決されているのもいっぱいあるんですよ。どういうことで否決されていることが多いか、わかりますか。それは、誰かの国民投票になったら否決されるんですよ。
これは、イタリアに行ったときです。イタリアでは、国会の、院の権限について、そんなに難しい改正ではなかったから、院内でも、それから国民も多数の世論が賛成していたんですよ。ところが、時の首相、レンツィ首相でしたけれども、レンツィ首相の、この国民投票に進退をかける、時の政権の首相の憲法改正になったんですよ。見事、否決されちゃったんですよ、圧倒的多数が賛成していたのに。
イギリスに行ったときも言われました。この前の国民投票ですよ。あれは否決されると思っていたと。可決されたんです、あれは反対に。イギリスでも、慎重であれと言われましたですよ。国民投票というものが、時の政府への賛否の投票、すなわち信任投票になりがちであり、これを行うに当たっては慎重であるべきですと。
私はなぜこういうことを申し上げるかというと、この自衛隊の明記案は特に安倍総理の色がつき過ぎたんですよ。ですから、私は、そういうリスクや、また自衛隊という非常に大事な存在を、一か八かの、否決される率が高いと思いますよ、そういうものにかけるという、その意味をよくお考えになった方がいいと思います。
国論を二分するような案件は、憲法改正になじまないというわけですよ。なぜかというと、国民を戦わせるからなんですよ。国家が分断されるんですよ。イギリスを見てくださいよ。国家の安定性を損なうんですよ。それに自衛隊を張るということですよ。私は愚かだと思います、一国の総理として。なぜかというと、実際に失敗しているところへ行ったら本当に後悔していますよ、その後の社会的な影響が非常に多いと。
ですから、私は、総理、ちゃんと、憲法を十九年間議論してきましたけれども、調査会の議論や、それから海外での調査の報告書をお読みになったことはありますか。いかがですか。
○安倍総理大臣 私は、今例として挙げられたレンツィ首相ともキャメロン首相とも親しかったし、憲法あるいは国民投票について、事前にお二人と随分、それをやるかやらないかということについてお話もさせていただいた。でも、今、辻元委員の分析は余りにも単純過ぎますね、申しわけないけれども。そんな単純なものではないんですよ、いろいろな複雑な要素があった。
事前に、キャメロンのブレグジットかどうかという国民投票についても、その前にシリアからたくさんの移民がヨーロッパにやってきたという要素等々があり、事前に決めていた、まさに国民投票においては、保守党の中をまとめるために国民投票ということにして、キャメロンがとりあえずは保守党をまとめたという経緯があります。その中で、保守党の中での権力闘争もあり、今までブレグジットに賛成でなかった人も賛成に回った等々のことも起こり得た、こういうことであります。それと、イタリアにおいては、まだ更にもっと複雑な、さまざまな要素があったのは事実なんだろう、こう思っています。その段階で、レンツィの率いる民主党自体が、他の五つ星運動等やあるいは同盟が興隆する、台頭する中においてなかなか厳しい状況に既になっていたということ等の要素もあったわけだろうと。それは、そういう事実もあって、そう簡単に、まさに自分の好む結論に向かうために、それはそうだと単純に割り切ることはできないのではないか。
しかし、辻元さんが言った要素が全くないとは私も申し上げていないわけでありまして、さまざまな要素の結果なんだろう、こう思う次第でございます。
いずれにせよ、国民投票というのは、やはり国民の皆さんを信頼して、国民の皆さんに決めていただくということに私は尽きるんだろう、こう思うわけでございまして、辻元委員が自衛隊のことをそんなに大切にしていたのかということを私は今まで寡聞にして存じ上げなかったのでございますが、これからも……(辻元委員「失礼ですね、取り消して」と呼ぶ)(発言する者あり)
○棚橋委員長 御静粛にお願いいたします。お静かに。
○安倍総理大臣 いや、でも、寡聞にして存じ上げないというのは、これはしようがないじゃないですか。これは、私はそれは余り知らないわけですから。(発言する者あり)
○棚橋委員長 御静粛にお願いいたします。
○安倍総理大臣 今後ともそういう姿勢で、ぜひ自衛隊の諸君を、諸官をしっかりと支えていただければありがたいな、このように思った次第でございます。
○辻元委員 私は、今、イタリアのレンツィ首相のことをおっしゃいましたけれども、総理とそっくりですよ。桜の問題、森友、加計、いろいろな疑惑だ何だ、いっぱい出ているんですよ。その総理とか一つの党がこれがいいと言い出すと、その色がつくから、だから、今までも、憲法調査会時代から十九年間、どこの党の何だと色がつかないように、中山太郎先生は物すごく慎重に運営をしてこられたんです。私、安倍総理である限り、ちょっと危ないと思いますよ、本当に。
それで、もう一つ、私は、自衛隊の正当性、これをしっかり評価しなきゃいけないと思うんですよ。しかし一方、いろいろな問題が出てきていることも事実なんです。
この間、びっくりすることが出ました、この委員会で。自衛隊のエリート官僚が、一等海佐です、防衛大学を出られた、風俗業を兼業でやっていたと。これは海上幕僚監部が今調べているらしいですけれども、河野大臣、どういう調べになっていますか。
○河野国務大臣 御指摘の事案につきまして、この一等海佐は報道された内容の大筋について認める供述をしており、引き続き事実関係の細部についての確認をしているところでございます。
このような行為は、自衛隊法上の義務に著しく違反するものでありまして、自衛隊に対する国民の信頼を大きく損なうことで、大変申しわけなく思っております。こうしたことが……( 辻元委員「今の事実関係、事実関係」と呼ぶ)事実関係。本人の供述によれば、平成二十二年二月ごろから本件が発覚するまでの間、妻の名義を利用して無店舗型性風俗特殊営業の届出を提出した上で、インターネット上にホームページを開設し、兼業の申請を行うことなく、みずから女性に性的サービスを提供するなど実質的な経営を行い、収入を得ていたとのことであります。また、勤務時間中にブログへの書き込みなどの営業活動を行っていたということも供述しております。
○辻元委員 総理は自衛隊の最高指揮官ですよね。これは、前代未聞のことが起こっているわけですよ。国民に謝罪したらいかがですか。
○安倍総理大臣 先ほどレンツィ首相について大変な御批判をされて……( 辻元委員「もうそれは終わっているよ」と呼ぶ)いやいや、しておられましたが、まず、レンツィ首相は中道左派であるということ、まだ有力な政治家で、将来イタリアの首相になる可能性もあるわけでありますから、有力な政党におられる辻元さんが、軽々に、そういう政治家のことをここで確定的に、批判的に取り上げない方がいいのではないかと老婆心ながら申し上げておきたい、こう思う次第でございます。
今の件、私、今それを初めて伺いましたので、ここで確たることを申し上げることはできないのでございまして……(発言する者あり)これについては、詳細については、私は詳細については存じ上げないということでございまして、これについてはまだ、個別の案件でございますので、この後どうなるかということなんだろうと思います。いずれにいたしましても、こうした不祥事の起きないように、しっかりと綱紀粛正をしていかなければいけない、このように思っております。
○辻元委員 私は、この間、残念ながらいろいろな不祥事が続いております。イラクの日報、これは私が質問して、一年以上隠蔽されていました。それから、南スーダンの日報の問題。さらには、イージス・アショアの測定ミス。そして、最近は、辺野古の軟弱地盤について、七十メートル以下の測量もしていたのを隠していたんじゃないかとか言われているわけですよ。
私は、自衛隊について書き込みたいという前に、シビリアンコントロールの徹底、それから、隠蔽体質の解消、自衛隊員の綱紀粛正こそ、自衛隊の最高指揮官としてまずやらなきゃいけないことだと思います。私は、そうすることが、自衛隊への信頼につながり、自衛隊は合憲だという社会的コンセンサスの基盤を自然に強くすることなんですよ。これは、憲法に入れても、憲法の中に違憲を持ち込むんじゃないか、さまざまありますよ。自然に、やはり合憲だ、信頼をつくることこそ最高司令官の仕事だということを申し上げたいと思います。
総理、もう一点お聞きしたいんですけれども、今は自衛隊明記に御熱心なんですけれども、つい前まで九十六条に夢中になっていましたよね。この憲法九十六条の改正というのは、改正の条件緩和です。これ、びっくりしたんですよ。総理、本会議場で、施政方針演説で、条文まで挙げて、憲法九十六条でありますが、まずここから変えていくべき、多くの党派が主張しております憲法九十六条の改正に取り組んでまいります、本会議場で条文まで挙げていって、みんなびっくりしました。このほかにも、私は九十六代の首相で、九十六条を変えたい、覚えていませんか、皆さん、とか、サウジアラビアでの記者会見も、自民党として九十六条から始めたいと考えている。九十六条と山のように発言して、熱心だったんです。なぜ、今度の自民党の四項目に九十六条は入っていないんですか。
○安倍総理大臣 当時、ここに内閣総理大臣として私は立っておりますので、憲法の一つ一つについてここで申し上げることは差し控えたいと思いますが……( 辻元委員「本会議で言っているのよ」と呼ぶ)御質問でございますので答弁させていただきますと、九十六条については、まさに国民投票にまだ一回も付されていないのでございますが、九十六条の、三分の二の合意がなければ発議できないということについては、三分の二の多数がなければ発議できないということについては、たった三分の一をちょっと上回る人たちが反対すれば、これは国民が自分たちの意思を示すことができないのではないかという考え方から、私はその考え方を申し上げたわけでございますし、当時は維新の党もそれを主張しており、この三分の二に向けて、まさに多数を構成できる可能性も出てくると。まさに政治というのは可能性の芸術でもあるわけでございますから、可能性に向けて、より高まったのではないか、当時そう判断したのでございますが、しかし、その後、党の中においてはやはり、これは九条について堂々と議論すべきだという議論の方がまさった中において、その後、この四項目についての議論に収れんしていった、こういうことではないか、こう思います。
○辻元委員 総理大臣が施政方針演説で、憲法について異例の言及、何条を変えるということまで、変えたいということまで言った言葉は、そんなに軽いんですか。できそうにないから引っ込めました、では、自衛隊の明記も、できそうになかったらまた引っ込めるんですか。
○安倍総理大臣 まさに総理に就任してもう七年が経過するわけでございますが、その中において、本来であれば、これは、自民党結党以来、九条を念頭に置き、憲法を改正すべきだ、これを党是として掲げてきたわけでございます。その中において、しかし、九条において、三分の二の多数を得ることが果たしてどうかという中において、当時は、他の党においてもそれを賛成する党があって、しかも有力な政党であったということもあり、これを掲げた、現実問題として掲げたわけでございます。
それは政治家としては、ある種とるべき手段なんだろう、言っていればいいということではありませんから、それが実現可能性があるかどうかということではないかということで掲げてきたところでございますが、今回は、まさに党において、四項目について、イメージ案として、たたき台としてお示しをさせていただいた。党大会においてそれをやっていこうということになったわけでございますから、これについて議論が盛り上がることを期待をしているわけでございますし、最初から、だめだということを想定して、これはやめようということはあり得ないわけでございまして、まさに党として、これは党大会において民主的な手続において決めたことでございますから、あとは、この国会において十分な審議がなされ、そして進んでいくことを心から期待をしているところでございます。
○辻元委員 今、憲法改正がしたいということはわかったんですけれども、自民党は、まず九十六条からやっていくとか、結局、何でもいいんですよ。結局、できそうなところないかしらと探しているんじゃないですか、皆さん。九十六条がいけそうかな、ほかの党も言っているからこれ言ってみよう。憲法九条、これ、今、衛藤大臣、いろいろぶつぶつおっしゃったけれども、日本会議が言い出したでしょう。衛藤大臣、公明党とかに走り回ったんじゃないですか。伊藤さんという政策委員が言い出した。そうでしょう。
ですから、私が申し上げたいのは、何でもいいから、党是だからから始まって、あるときは九十六条、あるときは緊急事態、あるときは憲法九条。また、稲田幹事長代行がこう言っています。十四条を改正してクオータ制を入れるべきと考えると、唐突に数日前、おっしゃり出した。こんなことを言わなくても、自民党が男女同数の候補者を出す、そういう努力をなさったらどうですか。この間の参議院選挙、自民党は女性の候補者一四・九%、立憲民主党は四五%ですから、もうやっているんですよ。自分たちが足元の努力もせずに憲法改正の道具を探して使っている。笑止千万です。でもね、これって安倍総理の真骨頂だと思うんですよ。ほかの政策もそうでしょう。三本の矢がだめなら女性活躍、女性活躍がだめだったら一億総活躍、あらまあ、人づくり改革。次から次に、これがいけそうかな、あれがいけそうかな。外交もそうじゃないですか。ロシア、北朝鮮、ふらふらふらふら、あっちかな、こっちかなって。私は、憲法もふらふら……(発言する者あり)
○棚橋委員長 御静粛にお願いします。
○辻元委員 私が申し上げているのは、日本が心配だから言っているんです。今、国民の声は、憲法よりも、暮らしや老後の不安、災害の対策、いっぱいあります。地球も悲鳴を上げていますよ、温暖化対策。
政治的なエネルギーというのは限られています。何を優先順位にするのか。自衛隊を一か八かの勝負にかけるんですか。そんな余裕は日本にはないし、自衛隊に失礼だと思います。だから申し上げているんですよ。
3)安倍総理の政治姿勢と官僚の不祥事について(8分52秒)
○辻元委員 次、政治姿勢、行きます。
和泉補佐官、残念ながら来ていただけませんでした。
桜を見る会では、総理大臣の公私混同とか税金の私物化とか言われています。さっき、総理は、まだこの話をしていると言うけれども、総理が領収書をどんと出して、明細書をばんと出せば終わるじゃないですか。その自覚はないんですか。そこで、このいろいろな体質が官僚にまで蔓延してきているんじゃないかという懸念なんですよ。あの加計学園で登場した和泉補佐官ですね。内閣官房の女性官僚、大坪寛子健康・医療戦略次長と税金で行った公務で、コネクティングルーム、中でつながった部屋で宿泊していたということが、先週この委員会で問題になりました。そして、二年前に四回、公務で出張されています。全部示し合わせたように、ミャンマー、インド、中国、フィリピン、コネクティングルームに泊まっていると。
総理、これは適切な海外出張だと思われますか。国民にさまざまな誤解を招くんじゃないですか。いかがでしょうか、総理。総理ですよ。
○菅官房長官 和泉補佐官の出張でありますけれども、今の四回は、いずれもヘルスケア分野の政府間会合への出席など、公務として必要な手続をとって適切に対応している、公私は分けているということでありました。
○辻元委員 私は、誰と誰が恋愛しようが、つき合おうが、そんなことはどうでもいいと思っています。しかし、普通の会社だと、これは労働問題のコンサルタントの人も言っています、これはもしも和泉補佐官がコネクティングルームに女性官僚を無理やり入れたら、これはパワハラ、セクハラになるんですよ。合意だったら職権濫用ですよ。
総理、だから、ここははっきりけじめをつけたらどうですかと申し上げているんです。これはやはり誤解を招くし、おかしかったと総理の口からおっしゃって、すっきりしましょうよ。総理。
○安倍総理大臣 私、そのコネクティングルーム云々というのは承知をしておりませんので、今この議論においてお伺いをしたところでございまして、私、この数日間、ずっとコロナウイルス対策等々に没頭しておりましたので、そのことについては承知をしておりませんので、確かめてみたいと思います。
○辻元委員 一方の大坪次長は、総理にコロナウイルス対策の説明をしている人じゃないですか。そうでしょう。このコロナウイルス対策で国民の不安が広がっているんですよ。そして、このコロナウイルス対策の広報官のように、テレビに出て、ぺらぺらしゃべっているんですよ。
一方、この公費出張の問題が出たんです。私は、総理、今コロナウイルスの危機に直面しているからこそ、こんな公費出張は公私混同じゃないか、おかしいと。
これからも、この大坪次長に、広報官のように、何もありませんでした、何もございませんでしたというように、テレビでぺらぺらしゃべらせるんですか。そして、和泉補佐官、けじめをつけさせていただきたいと思いますが、総理、いかがですか。総理ですよ。補佐官でしょう、総理大臣補佐官でしょう。
○菅官房長官 いずれの出張も、公務として必要な手続をとった上で適切に対応しているということであり、公私は分けているということであります。
○辻元委員 コロナウイルスで船の人も含めてみんな心配していて、その中で税金を使って、何か知らぬけれども、ラブラブ旅行じゃないけれども、していたんじゃないかというような疑いをかけられている。
それで、これを見てくださいよ。この二人が旅行に行っていた例えば七月、その旅行に行く前日の記事はこれですよ。「西日本豪雨一週間」、西日本豪雨が発生した翌日に行っているんですよ、出張に。「家屋被害 三万棟超す」。そして、何と、死者が物すごい数出ている。その翌日に行っているんですよ。死者二百三人、行方不明三十七人、家屋被害三万棟、ボランティアが何万人も行っているのが、この記事が、七月十五日、まさしく二人がコネクティングルームに泊まる、出張に行った日の記事ですよ。
和泉補佐官は国土強靱化担当でしょう。何をやっているんですか。だから言っているんです。私は、単にこれは何かスキャンダルじゃないです。総理、内閣としてのけじめをつけた方がいい。今コロナウイルスの危機が迫っている中で、いろいろ広がっている、不安も広がっている中で、ここははっきり、公私混同を疑われるようなことはさせないと、けじめをつけて、二人を処分するなり、きちんと対応していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○菅官房長官 先ほども申し上げていますけれども、和泉補佐官の出張は、ヘルスケア分野の政府間会合への出席など、公務として必要な手続をとって、適切に対応しているというふうに思っております。
○辻元委員 この人、加計学園の疑惑の渦中にあった人ですよね。何か弱みでもあるんですか、総理。加計学園の、実際にどういうことが真実だったかというようなことを知っているから、厳しく処分できないんじゃないですか。総理、そう思われるんですよ。
ここははっきりと、こんな公私混同をする、それを疑われてもだめでしょう。総理はよく、李下に冠を正さずとおっしゃいますよね。加計学園のときだけで十一回も言っているんです、十一回も。全然正さずじゃないと思いますけれどもね。正しまくっているんじゃないかと思いますよ。はっきりと、今こういうコロナのこともあるからこそ、けじめをつけると、総理、言ってください。総理の口で、はっきり言ってください。じゃないと、加計学園の何か弱みがあるのと思っちゃいますよ。
○安倍総理大臣 全くそういうイメージ操作はやめていただきたいと思いますが、全く関係ないことでありまして、和泉補佐官も、獣医学部の問題において、たしか国会で参考人として証言をされている、このように思うところでございます。ですが、全くこれは関係ない話でございますが、その上において、今の当該出張等については官房長官から答弁したとおりでございます。
○辻元委員 今回は加計疑惑の渦中の人でしたけれども、森友疑惑も同じような構造なんですよ。あの真実を知り得る中核にいた人たちはみんな出世しているんですよ。佐川理財局長は国税庁長官、そして、ほとぼりが冷めたら、中村総務課長もイギリス公使に栄転じゃないですか。普通は処分される人なんですよ。そして今度、加計疑惑の和泉補佐官には何も言うこともできない。すくんでいますよね。こんなこと、普通の会社だったら、ちょっと来い、おまえら、もうだめだとやるじゃないですか。
結局は口封じだと思われますよ。言えないんですよ、弱みを握られているから。そう思われたって仕方がないじゃないですか。だから、私は総理のためにも、そんなことはないとおっしゃるんだったら、はっきりとけじめをつけろと言っているわけです。
4)安倍総理が「罵詈雑言」ととった箇所(1分30秒)
総理、最後に申し上げます。
タイは頭から腐るという言葉を御存じですか。これは英語とかロシア語でもあるんですよ。死んだ魚の鮮度は魚の頭の状態から判断できる。したがって、社会、国、企業などの上層部が腐敗していると、残りもすぐに腐っていく。総理が、桜とか加計とか森友とか、疑惑まみれと言われているから、それに引きずられるように、官僚の示しがつかない。
私、官僚の皆さんがかわいそうです。心を痛めている官僚の方、たくさんいると思いますよ。今回も、見るに見かねて、内部からじゃないかなというぐらい心配しています。子供の教育にも悪いです。長期政権だからじゃないですよ。最初からやっているんですから、桜を見る会も。森友だって、総理大臣になる前から講演に行こうとしていた。
ここまで来たら、原因はタイの頭、頭をかえるしかないんじゃないですか。私は、きょう総理がしっかりけじめをつけるとおっしゃったら、ここまで言うつもりはなかったです。私の手で憲法改正をなし遂げたいと。総理の手でなし遂げることは、そろそろ総理自身の幕引きだということを申し上げて、終わります。
※安倍総理「意味のない質問だよ」
○逢坂誠二委員 総理、戻ってこられたのでちょっと確認させていただきますが、先ほど総理は、意味のない質問だというふうにおっしゃったんでしょうか。その事実だけ確認させてください。
○安倍総理大臣 最後のところで、辻元委員がずっと、私へ、質問ではなくて、ずっと、私から言わせれば、罵詈雑言の連続だったわけですよ、頭から腐ると。いわば腐っている本体が私であると、ずっとこれを言い続けたわけですよね、政策にかかわりなく。私としては、それは、私に反論が、反論というか、反論する機会を与えられずに、質問を、延々とそれを繰り返された、私の目の前で。テレビつきでですね。それで終えられたので、終えられた後、それは余りにも、こんなやりとりじゃ無意味じゃないかということを申し上げたわけでありますが……(発言する者あり)それは当然、そう思うじゃないですか。相互のやりとりがあって、一方的にここでののしる、ここは質疑の場であって、一方的にののしる場なんですか。私はそうだとは思いませんよ。やはりそれでは質疑が無意味になる……(発言する者あり)
○棚橋委員長 少し御静粛にお願いします。
○安倍総理大臣 私は、それでは質疑が無意味になってしまう、こう思ったから、これじゃ無意味じゃないか、こう申し上げたわけであります。
○逢坂委員 総理が意味のない質問だと言ったのは事実だと総理はお認めをいただきました。