先週発覚した「障がい者雇用水増し問題」について、本日、野党6会派を代表し、与党に厚生労働委員会の閉会中審査をおこなうよう申し入れをしました。
障がいをお持ちの方やそのご家族は、きちんとした仕事に就きたい、そしてしっかりと自立の道筋を作っていきたいと切実に願っています。
政府は、決めた基準を民間には守るようにといいながら、政府自身がごまかしていたのです。
改めて、今回のことは絶対にあってはならないことだと強く思っています。
申し入れに対し、自民党の森山委員長は「調査中です」と回答。
これまでいったい何度、このことばを聞いてきたでしょう。森友・加計問題での財務省も「調査中」、防衛省のイラク日報隠ぺい問題でも「調査中」。「調査中」をくり返したまま結局事実を明らかにせずに逃げ切ろうというつもりでしょうか。
私は森山委員長に「調査中であるのなら、何をどう調査し、どのようにしようとしているのかを委員会を開いて明らかにすべきでしょう」と申し上げました。
今日は野党6会派で関係省庁をすべて呼び、障害者雇用水増し問題についての合同ヒアリングをおこないました。合同ヒアリングには当事者の障がい者団体のみなさんも参加していただきました。
今後も、この問題の徹底究明を強く求めていきます。