実は、数年前に新しくできたIT系の女の友人から、「正直ね、辻元清美と友人になるのに相当に勇気がいったのよ」と言われました。
「学校で一番いじめられてて毛嫌いされてる子がいて、その子と友達になるって決めた時と同じ感じかなぁ」
それを聞いた時「え、そんなに」と思いました。もちろん、私がネットで全くの嘘を書かれているのは知っていました。完全な合成写真から、根も葉もない話まで。でも100パーセント嘘なんだから、無視すればそのうちに嘘は消え、真実はわかってもらえるだろうと思っていました。
でもネット上のデマは消えるどころか拡散され続けました。それがとうとう私の醜い印象となり、多くの人たちに信じられていたのだと、わかった瞬間でした。
そしてそのことが、政策を議論する上でも覆い隠されてしまうようになっていました。私は、政策で考えの違う立場の人たちと正々堂々と議論することに全く異議はありません。議員の方々は、たとえ党が違ってもみなさん同じ意見だと思います。
昨年のアメリカ大統領選挙は一つの節目であったと思います。英オックスフォード大学の研究で、激戦州のツイッターユーザーは、通常のニュースを上回る量のフェイクニュースを受け取っていたことがわかっています。結果にどのくらい左右したのか検証中のようですが、多くの人々が「フェイク(偽)ニュース」と呼ばれた嘘のニュースを信じたことは、間違いありません。
また、最近では、ネットいじめや嘘を書かれたことで傷つき自ら命を絶ってしまう子どもたちがでてきてしまっています。文科省でもSNSによる子ども間によるいじめが年々増加していることに心を痛めている官僚の方々がたくさんいます。
もしも今回の選挙で当選させていただけたら、政党を超えて「ネットのいじめや被害に対策できる法律」を党を超えて作れないか検討していけたらと思っております。
すでに自主的に取り組みをされている皆さんの声、海外の事例なども研究し、自由と安心安全を両立できる、新たな時代にふさわしい法律を超党派でつくることができたら、今、いじめられているこどもたちに、明るい未来をみせてあげられます。
また、これ以外にも山積している多くの問題にすぐに取り組む所存です。
明日の投票日には、足を運んでいただければ幸いです。
辻元清美
http://www.kiyomi.gr.jp/ このページから、辻元清美のデマについての検証の詳細が書いてありますので、興味のある方はクリックしてみてください。(スタッフより)