6月13日に今年初めてのNPO議員連盟総会が開催されました。
今回は国連・持続可能な開発目標(SDGs)をテーマに、ゲストスピーカーからのヒアリングと意見交換をおこないました。
SDGsとは、2015年9月の国連総会で採択された、国際社会が2030年までに貧困を撲滅し、持続可能な社会を実現するための重要な指針のこと。17の具体的な目標(ゴール)が掲げられています。(下記の図をご参照ください)
SDGsということば自体、まだなじみが薄く、また日本では現在、企業がとりくむイメージが先行している感があります。しかし、SDGsの実現にはNGO,NPOの活動が重要な役割を担うと考えられます。
今日は国連開発計画(UNDP)駐日代表の近藤哲生さんとSDGs市民社会ネットワーク設立時の代表理事・稲葉雅紀さんからお話を伺いました。
稲葉さんは
「SDGsをひとことで説明してくれ、とよく言われます。ひとことでは難しいのですが(笑)、ふたことでいうと、
“ 1.世界から貧困をなくす。
2.「つづかない」世界を「つづく」世界に変える” ということ。」と説明。
参加議員からは「これから多くの人に知ってもらうためにシンポジウムをおこなってはどうか」との意見が出されました。
以前からNPO議員連盟では地域のNPO・NGOとともに企画を練り、全国でシンポジウムを開催してきました。今国会の閉会後に、SDGsを広く知らしめ、世論を喚起するシンポジウムを開催するべく、準備を進めていきます。
なお、本日の配布資料が下記からダウンロードできます(PDF)。