5月19日、民進党、共産党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたちの4野党は、安保法制の廃止を求める市民団体29団体の共同呼びかけで集められた約1,200万筆もの署名を受け取りました。
前回2014年の衆議院選挙で、自民党が比例区で獲得した票数が約1,760万票。この2000万人統一署名運動は、その得票数
上回る署名を集めようと展開されてきたものです。
これまで個々で活動してきた市民団体が、わずか半年強という短期間にこれほどの数の署名を集めたというのは、初めてのことではないでしょうか。これこそまさに、市民の安保法制に対する圧倒的な危機感の表れにほかなりません。
地道な草の根活動に奔走された市民団体のみなさま、そして署名をされた1,200万人のみなさまの思いを、私たち4野党はしっかりと受け止め、安保法制廃止に一丸となって取り組みます。
本日午前中に開催された野党党首会談で、4野党は以下の4点について合意しました。
（１）来年4月からの消費税10％引き上げに反対する。その他の共通政策について、一致点を確認し積み重ねていく。
（２）参議院一人区の全てで野党統一候補を実現するとともに、その勝利のため全力をあげる。
（３）衆議院選挙について、できる限りの協力を行うこととし、その具体化を加速する。
（４）内閣不信任案を共同で提出することを検討していく。
この夏の参議院選挙を控え、4野党は参議院選挙区の35県の一人区のほとんどで統一候補の選定にこぎ着けました。
この夏は本当に正念場です。4野党と市民との共闘というこの画期的なうねりをさらに大きくさせ、安保法制の廃止と立憲主義の回復を実現させます。
なお、6月5日（日）14時から、安保法制反対と安倍政権退陣の大規模な国会前行動が開かれるとのこと。
詳細は「6.5全国総がかり大行動実行委員会」の特設サイトをご覧ください。
署名運動はまだ続きます。ぜひさらに多くの方の声を届けていただければと思います。
私たちも国会でがんばります。
